アプリパスワードの利用
OAuth非対応ソフトをご利用の方、差出人アドレスを変更される方はアプリパスワードを使って認証をします。
2段階認証プロセスは、G Suiteを利用する際にワンタイムパスワード等で2段階の認証をする仕組みです。
2段階認証を有効にすると、アプリパスワードというアプリ専用のパスワードを発行して、IMAP/POP/SMTPの設定に利用ができます。
2段階認証の利用には以下の注意点がございます。
2段階認証の設定には携帯電話、スマートフォン等が必要になります。
2段階認証を設定すると、G Suiteのローカルパスワードによる認証は利用できなくなります。
本学のG Suiteへの認証は基本的に情報環境機構が提供する多要素認証となります。ログイン時に多要素認証を利用した場合は、Googleの2段階認証は利用されません。
「2段階認証プロセス」の有効・無効の設定は、反映までに24時間程度かかる可能性があります。正常に動作しない場合は、しばらく待ってからお試しください。
以下の手順で、アプリパスワードを取得してください。
2段階認証プロセスを有効にする
アプリパスワードを取得する
- 2段階認証プロセスを有効にする
教職員メールアクセスし、画面右上のアイコンをクリックし、「Googleアカウントを管理」をクリックする。
2. Googleアカウント画面左のメニューより「セキュリティ」をクリックする
3. 右図の画面が表示されたら「2段階認証プロセス」をクリックする
4. 右図の画面が表示されたら「使ってみる」をクリックする
5. 右図の画面が表示されたらお使いの携帯電話の「電話番号」を入力してください。
携帯電話をご利用の場合は、「コードの取得方法」で「テキストメッセージ」を選択して「次へ」を押してください。
※SMSを受け取れる携帯電話番号を入力してください。SMSを受け取れない場合は「音声通話」を選択してください。
6. 携帯電話にGoogleから以下の内容のSMSが届きます。
「G-XXXXXXがあなたのGoogle確認コードです」(XXXXXXは6桁の番号)
右図の画面で「コードの入力」欄に、SMSで届いた6桁の番号を入力してください。
※手順5. で「音声通話」を選択した場合は、Googleから電話連絡があり、確認コードを入手できます。
7. 右図の画面が表示されたら「有効にする」をクリックする
8. 右図の画面が表示されたら2段階認証プロセスが有効になります。
つづいて、アプリパスワードを取得します。
2. アプリパスワードを取得する
右図の画面で「2段階認証プロセス」をクリックする。
2. 右図の画面で「>」をクリックする。
3. 右図の画面で、アプリ名を入力して「作成」をクリックする。
※アプリ名とは、何の目的で発行したパスワードかを「アプリパスワード」欄で識別するためのもので、任意の名前を付けることができます。
※本マニュアルでは、「KUMail」としております。
4. 右図の画面の「生成されたアプリパスワード」に表示された文字列がアプリパスワードとなります。
※メールソフト等の設定が完了するまでは、この画面を消さないでください。
※このアプリパスワードは、通常のパスワードと同様に Google アカウントへの完全なアクセス権が付与されます。このパスワードを覚えておく必要はないので、メモしたり誰かと共有したりしないでください。
※アプリパスワードは複数作成可能です。違う機器に設定する場合やパスワードを忘れた場合は同様の手順で新たに作成してください。
1つのパスワードを複数の設定に利用することも可能です。
<注意事項> 設定がうまくいかない場合、Googleのアプリパスワード設定直後に「セキュリティ通知」というメールがGoogleから届いています。内容をご確認のうえ、問題がなければ承認してください。