Gmail の差し込み機能を使用すると、本文内に名前などを差し込んだ状態で多数の宛先に個別に送信することができます。
差し込み機能を利用したメールを送信すると、各受信者は固有のメールのコピーを受け取り、該当のメールが他に誰に送信されたかを確認できません。
差し込み送信には、次の2通りの使い方があります。
A. 宛先を手動で追加して送信する
B. スプレッドシートから宛先情報を読み込んで送信する
注意点について
差し込み送信時には差出人に2次グループメールアドレス(@mail2.adm.kyoto-u.ac.jp)を指定できません。
宛先の数だけ送信済みメールのコピーが作成されるため、添付ファイルを使ったメールを送信した場合、送信者のストレージを大量に消費します。
(例:10MBのファイルを添付し、300人に差し込み送信した場合、送信者のGmail容量が 約3GB 使用されます)
差し込み送信したメールには、「登録解除リンク」が自動で挿入されます。
受信者が「登録解除リンク」をクリックすると、登録解除したメールの差出人からの差し込み機能を利用したメールを受信できなくなります。
差し込み機能を利用しない通常のメールは、該当の差出人からも受信できます。
制限事項について
以下の Google ヘルプをご参照ください。
メールへの差し込み機能を使用してカスタマイズしたメールを送信する
送信数の制限について
Cc と Bcc の宛先の制限について
登録解除済みの受信者
メールへの差し込みに関する制限事項
1. Gmailの作成画面を開き、プレーンテキストモードをオフにします。
画面下の「その他のオプション」アイコンをクリックし、「プレーンテキストモード」のチェックを外してください。
2. [宛先]行の右側にある「メールへの差し込み」アイコンをクリックします。
3. 「メールへの差し込み」にチェックを入れます。
「メールへの差し込み」にチェックを入れることで、本文内に差し込みタグが入力できるようになり、本文内に名前などを個別に表示できるようになります。
4. 宛先を入力します。
<参考>
複数の宛先を追加するには、Google コンタクト(https://contacts.google.com/)でラベルを作成して受信者をグループ化すると便利です。
Gmail の [宛先] にラベル名を入力すると、グループ内の各メンバーが自動的に入力されます。
詳しくは、ラベルで連絡先を整理する方法をご覧ください。
受信者が Google コンタクトに登録されていない場合は、[宛先] に入力した内容をもとに、メールへの差し込み機能により姓と名が入力されます。
5. 差し込みタグを本文に挿入します。
本文中に 「@」(半角アットマーク)を入力すると差し込みタグリストが表示されます。
<注意>
宛先情報の「姓」、「名」の値が日本語の場合、差し込みタグ @姓、@名 は「情報がない」と判断されるようです。@氏名 は日本語で表示できます。
差し込みタグ @姓、@名を日本語で利用したい場合は、「B. スプレッドシートから宛先情報を読み込んで送信する」を利用してください。
6. プレビューで内容を確認します。
「プレビュー」をクリックして、差し込み内容が正しく反映されているかを確認します。
<参考>
「デフォルト値を設定してください」とは差し込みタグに対応する情報がない受信者がいると、送信時にエラーとなります。デフォルト値を設定すると、エラーを回避できます。
例:差し込みタグ「@氏名」の値がない場合、「ご担当者」で送信するなど
7. 本文を入力後、「続行」をクリックします。
「続行」→「OK」の順にクリックして、迷惑メール防止の確認を完了させると送信準備が整います。
8. メールを一括送信します。
「すべて送信」をクリックすると、各宛先に個別に差し込み済みのメールが送られます。
各宛先ごとに「@氏名」の部分が置き換わって送信されます。
受信者1
受信者2
9. Gmailの作成画面を開き、プレーンテキストモードをオンにします。
画面下の「その他のオプション」アイコンをクリックし、「プレーンテキストモード」のチェックを付けてください。
新規メッセージ画面を閉じてください。
※通常はプレーンテキストモードでメールを利用してください。
<参考> HTMLメールの送信はやめましょう
1. Gmailの作成画面を開き、プレーンテキストモードをオフにします。
画面下の「その他のオプション」アイコンをクリックし、「プレーンテキストモード」のチェックを外してください。
2. [宛先]行の右側にある「メールへの差し込み」アイコンをクリックします。
3. 「メールへの差し込み」にチェックを入れます。
「メールへの差し込み」にチェックを入れることで、本文内に差し込みタグが入力できるようになり、本文内に名前などを個別に表示できるようになります。
4. 「スプレッドシートから追加」をクリックします。
5. 宛先情報を入力したスプレッドシートをリンクします。
宛先情報を入力したスプレッドシートを選択し、「挿入」をクリックします。
<参考>
スプレッドシートの列名を半角英数字で入力すると、差し込みタグ名にも入力した列名で表示されます。
列名を日本語で入力すると、差し込みタグ名は@A、@B、@Cとアルファベットの列番号で表示されます。
スプレッドシートの入力例
6. 差し込みに使う列を選択します。
「メールアドレス」や「名」「姓」など、差し込みに使いたいスプレッドシートの列をそれぞれ選択します。
7. 差し込みタグを本文に挿入します。
本文中に 「@」(半角アットマーク)を入力すると差し込みタグリストが表示されます。
8. プレビューで内容を確認します。
「プレビュー」をクリックして、差し込み内容が正しく反映されているかを確認します。
<参考>
「デフォルト値を設定してください」とは差し込みタグに対応する情報がない受信者がいると、送信時にエラーとなります。デフォルト値を設定すると、エラーを回避できます。
例:差し込みタグ「@familyname」の値がない場合、「ご担当者」で送信するなど
9. 本文を入力後、「続行」をクリックします。
「続行」→「OK」の順にクリックして、迷惑メール防止の確認を完了させると送信準備が整います。
10. メールを一括送信します。
「すべて送信」をクリックすると、各宛先に個別に差し込み済みのメールが送られます。
各宛先ごとに「@familyname」の部分が置き換わって送信されます。
受信者1
受信者2
11. Gmailの作成画面を開き、プレーンテキストモードをオンにします。
画面下の「その他のオプション」アイコンをクリックし、「プレーンテキストモード」のチェックを付けてください。
新規メッセージ画面を閉じてください。
※通常はプレーンテキストモードでメールを利用してください。
<参考> HTMLメールの送信はやめましょう